・ノクターン第5番 嬰ヘ長調
・ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調
・スケルツォ第2番 変ロ短調
・ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調
・舟歌 嬰ヘ長調
オールショパンのプログラム。すばらしいとしか言いようのない演奏だった。空疎な流麗さの対極にある構造的アプローチ。ふたつのピアノ・ソナタの完成度にも驚嘆したが、スケルツォ第2番と舟歌は、これ以上の演奏はCDでも実演でもありえないでしょうと思われるほどのでき。
所沢のアークホールは初めてだったが、残響強めで器楽曲に好適な大きさか。オケだと小さすぎないかな。