2015-12-01から1ヶ月間の記事一覧
始まり方はそこそこだったのだが、3章(地元選挙区の少女の交通事故死の処理)でフランシス本人が敏腕であるところを見せて視聴者の心をつかみ、6章(教員ストの解決)ではその妻も夫顔負けのやり手であることを示し、さすがに飽きさせない。 8章がまたエモ…
ミネット・ウォルターズ、創元推理文庫。「信じられない語り手」で持っていくところはなるほどと思ったけれども、個人的には昨年の養鶏所の殺人のほうがコンパクトでおもしろかった。
大倉祟裕、角川書店。ほんの2時間ほどで読了。最高記録かもしれない。こういうきわめて映像的な本を読むたびに、「文字」でこれを表現することの意味を考えてしまう。内容はおもしろいんですけどね。海外小説にもこの読書体験を期待されるときつい。たとえ…