2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ブラームス/ピアノ協奏曲第2番@サントリーホール

都響、ジョセフ・ウォルフ、若林顕。大好きなホール+曲だったが、あまり集中できなかった。反響板がずいぶん上がっているのを見て、震災後初めて来たなとか、コントラバスの人がNHKの水野解説委員に似てるとか、そんなつまらないことばかり考えてしまった。…

逃亡のガルヴェストン

ニック・ピゾラット、早川書房。すばらしい小説。時を隔てた偶数章による伏線や、ちびすけが訪ねてくるラストの構成がうまい。主人公が昔の恋人のロレインに会いにいく場面など、イメージの配置がまさにルヘインふう。

パーヴォ・ヤルヴィのベートーヴェン4・7

テレビで5番を聴いてのけぞり、CD購入。4番、7番はどちらもクライバーの名演が忘れられないので、最初は「ちがい」ばかりが耳についたが、こちらもとくに7番は気に入った。ノンビブラートでぐいぐい進むのが爽快。ティンパニ、トランペットがいいね。