ドナルド・E・ウェストレイク、国書刊行会。たしかに愉しい本だけど、それほど傑作には思えないのだが。ライターズブロックに陥ったポルノ作家が延々と25ページ分の1章を書きつづけるという。自分ネタをいろいろ盛りこんでいるところがミソか。
いままでに見た是枝監督作のなかで、いちばんぐっと来た。とりわけ、待ち望んだ瞬間に何も言わなかったお兄ちゃんに。哀愁すら感じさせる子供たちの演技。ラスト、今日は桜島の灰が積もらないとお兄ちゃんに言わせて、鹿児島で生きていく決意をさり気なく示…
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