山下洋輔の本(タイトル失念)を読んだせいで、ベートーヴェンのピアノ曲は聴くより弾くほうが愉しいという印象が強かった(たとえば「悲愴」)のだが、シフの演奏はどれも傾聴に値する。この「月光」の第3楽章など緩急自在でじつにスリリング、かつ演奏す…
作者コンラッドがレイシストだったかどうか、に個人的関心はない。1小説としてのこの作品、そしてこれを下敷きにした映画『地獄の黙示録』でとにかく顕著なのは、未知なるものに対する恐怖だろう。「未知」の度合いで言えば、ヴェトナム戦争より19世紀末…
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