作者コンラッドがレイシストだったかどうか、に個人的関心はない。1小説としてのこの作品、そしてこれを下敷きにした映画『地獄の黙示録』でとにかく顕著なのは、未知なるものに対する恐怖だろう。「未知」の度合いで言えば、ヴェトナム戦争より19世紀末…
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