2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧
ラストで二都物語の最終章が使われているということで見た。その部分だけでなく、脚本を作るにあたって二都物語から大いにインスピレーションを得たという。たしかにラストは味わい深く、アクションシーンのCGもすばらしいが、前半は意味がさっぱりわからず…
東京オペラシティにて。 シューベルト 弦楽四重奏曲第12番「四重奏断章」 ブラームス クラリネット五重奏曲ロ短調 シューベルト 八重奏曲ヘ長調 いずれも名曲、充実した演奏で大満足。ただ、アンコールのポルカ・フランセーズとトリッチ・トラッチ・ポルカが…
東京オペラシティにて。 メンデルスゾーン 序曲「ルイ・ブラス」 ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 「皇帝」(ピアノ: ネルソン・フレイレ) ショスタコーヴィチ 交響曲第5番ニ短調 ものすごく反応のいいオケによるすばらしい演奏(マーラー7番に…
真山仁、講談社。すぐれたノンフィクションを読んだような読後感。主人公の大阪弁がうまいバッファーになっている。まず伝えたいことがあり、それを小説で伝えるという方法論がしっかりしていて、そこは題材が大震災になっても、これまでの作者と変わらない…
競馬を扱った第5話もいい(このトリックはディック・フランシスの作品にもなかったはず)けれど、第15話で上司のハイタワーを活躍させてからの展開が、やや強引ではあるが見事。個別の事件がマンネリ化しそうになると、レッド・ジョンの物語を出してきて引き…
ホフマン、光文社古典新訳文庫。オペラ『ホフマン物語』のもととなった三つの短篇。