2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧
アーナルデュル・インドリダソン、東京創元社。ヘニング・マンケルのヴァランダー・シリーズの1作を読んでいるような感じ。内容は例によって暗いけれど、語り方が心地よいのですらすらと読める。
スウェーデン・ミステリ傑作選、早川書房。表題作はスティーグ・ラーソン。「ありえない邂逅」はヘニング・マンケルとホーカン・ネッセルのおふざけ。その他印象に残ったのは、冒頭の「再会」トーヴェ・アルステルダール、「大富豪」マイ・シューヴァル&ペ…
最後の戦争の場面で、初めて「ハマった」ような気がする。死を覚悟して、王の座で末の息子と自害しようとするサーセイ、そこで扉が開いて、父親ラニスターの軍が乗りこんでくる演出。
ビル・ビバリー、早川書房。ありそうでなかったノワール。ただ、最後の種明かしのところはどうかなあ。そもそも、そんな目的のために「人殺し」を命じるものだろうか。
なるほどよくできている。今後活躍しそうな人が死ぬというのはこれであったか。ドラゴンの扱いにも驚かされた。