2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

笑う警官

M・シューヴァル、P・ヴァールー、角川文庫。新訳による再読。永遠の名作ですね。なぜひとりの顔だけ激しく吹き飛ばされていたのか。そんな細かいところにも伏線が張り巡らされている。

狼の領域

C・J・ボックス、講談社文庫。シリーズ中屈指のできだろう。この設定で、この登場人物なら、いつかこういうことが起きたはずだという納得感もある。敵が強いと物語が引き締まりますね。

ビューティフル・マインド

ロン・ハワード、ラッセル・クロウ。すばらしい。ラッセル・クロウの表情にいちいち説得力がある。ミステリー仕立てにもなっているし、授賞式の場面は感動的。

アイズ・ワイド・シャット

キューブリック、クルーズ、キッドマン。全篇に漂う「作り物」感がキューブリックらしいと言えばらしいけれど、これもなぜ撮りたかったのかなあ。『誰よりも狙われた男』以外に、F***で終わる映画を見つけられたことは収穫でしたが。

J・エドガー

イーストウッド、ディカプリオ、ワッツ。イーストウッドがなぜこの映画を撮ったのか、いまひとつわからない。

インビクタス 負けざる者たち

映画でこれほど泣いてしまうとは。マンデラが選手の名前を一人ひとり言うところで涙腺崩壊。この南アフリカのワールドカップ優勝にしても、3・11のあとの日本女子サッカーにしても、実力プラスアルファの力が働くときがあるのだと思う。