2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ビリー・ザ・キッド全仕事

これはいい。意味がわからないところも多々あるけれど、たしかに官能表現が見事。

ブロークバック・マウンテン

噂どおり、ヒース・レジャーの演技が圧倒的。絵になる、とはこのこと。妻役もすばらしい。夫とジャックとの関係を知ってからの彼女の演技で、この映画から眼が離せなくなった。山の風景もじつに美しい(しかし、ロケはカナダだったのだとか)。最後の台詞、"…

高慢と偏見とゾンビ

ジェイン・オースティン、セス・グレアム=スミス、二見文庫。エリザベスが切り落としたゾンビの首を放り投げて雄叫びをあげるのだからすごい。あとがきに、オースティンの原文を8割以上維持しているとあって驚いた。そんなに。ゾンビを2割増量したバージョ…

パーソン・オブ・インタレスト シーズン4

フィンチのマシンよりサマリタンのほうがいかにも賢そうなのが、心憎い演出。いつの間にかWe are being watchedもサマリタン・バージョンになってるし。このシーズンの頂点は第11話の"If-Then-Else"。マシンのシミュレーションを再現しながら、最高にドラマ…

グエムル

どうも漢江と怪物の縮尺が合っていない気がするのだが。漢江ってあんなに大きかっただろうか。話はまあ、こんなものか。韓国的、とも言うべきフレームワーク(人の顔の正面撮りとか)が見られる。

熊と踊れ

アンデシュ・ルースルンド&ステファン・トゥンベリ、早川書房。読み飛ばすつもりだったのだが、結局しっかり読んでしまった。この厚さにしてはするするいける。しかしまあ、家族がこういうことをしていたのなら、止めたほうがいいよね。あとがきがいちばん…

弟の夫(1〜3巻)

田亀源五郎、双葉社。想像していたほど価値観を揺さぶられることはなかった。しかし万人向けに丁寧にわかりやすく描かれているのは確か。