2014-12-01から1ヶ月間の記事一覧

容疑者

ロバート・クレイス、創元推理文庫。途中まで、犬を使うのはずるいな、事件が主人公がらみの銃撃戦だけで小さいなと思っていたけれど、最後の捕り物の迫力はさすが。マギーに泣かされる。北上さんの犬解説も◎。

秘密

ケイト・モートン、東京創元社。なるほどこれもよくできている。いつものモートンといえばそれまでだけれど、きれいに落ちもついていて。この人の本を読んでいると、不思議と自分も何か小説を書きたくなる。

ベートーヴェン弦楽四重奏曲全集

ゲヴァントハウス・カルテット。「25年目の弦楽四重奏」を見て急に聞きたくなり購入。これはすばらしくお買い得な全集だった。HMVさんありがとう。音質がずば抜けているし、演奏も見事。本当に隣で弾いているかのよう。 初期の曲は初めて聴いたが、どれも味…

監視対象 警部補マルコム・フォックス

イアン・ランキン、新潮文庫。本来の職務である警察内の調査をあまりせず、私立探偵のように足を使った捜査に乗り出すフォックス。よく考えたら、停職中だからですね。疑った相手が相棒になるパターンはどこか懐かしい。