2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ロイヤル・コンセルトヘボウ@サントリーホール

ヤンソンス指揮。ロッシーニ「ウィリアム・テル」序曲、メンデルスゾーンのバイオリン協奏曲、アンコールにバッハの無伴奏パルティータ、ブラームスの交響曲第4番、アンコールにハンガリー舞曲第5番と「アルルの女」。このコンビでモーツァルトもブルック…

捜神鬼

西村寿行、小学館文庫。「聖獣鬼」の鬼気におののく。個人的な好みは「海獣鬼」。重吉の「なめそ」に対する思いが哀しい。

ゲット・カーター

テッド・ルイス、扶桑社ミステリー。"boston noir"で編者のルヘインが言及していたので読んでみる。傑作。兄の死を機に故郷の町に戻ったジャックが仇討ちをするシンプルな話だが、冒頭から完全に惹きつけられる。随所にはっとする表現あり。とても40年前の作…

神々の黄昏

ティーレマン、バイロイト祝祭管弦楽団、2008年のライブ。前三夜にも増してオケが鳴りまくる。第2幕の終わりの尋常ならざる迫力。ジークフリートの死からラストにかけての勢い。いつまでも聴いていたい。全体を通して、もうリングは一生これだけでいいやと…