2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

罪悪

フェルディナント・フォン・シーラッハ、東京創元社。この作家とは徹底して相性が悪いらしく、前作も本作も世評はきわめて高いのに、どこがいいのかさっぱりわからない。これも最初の3篇があまりに不愉快だったのでもうやめようかと思ったが、せめて最後の…

カーテン

アガサ・クリスティー、早川書房。全体に暗い話。手放しで大傑作と言いたいところだが、前半は正直言って少し退屈だった。しかし後半のたたみかけと真相のダークさは見事です。