2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ダウントン・アビー シーズン5

執事のカーソンとヒューズさんのところでも泣ける。ヴァイオレットやトムは相変わらずいい役だし、ローズの嫁ぎ先の狩りでメアリとイーディス両方のお相手が現れるのは安易といえば安易だけれど、一族をめぐるストーリーの魅力は健在。

ダウントン・アビー シーズン4

それにしても、長女のメアリはなぜこんなにもてるのか。

強き者の島

エヴァンジェリン・ウォルトン、創元推理文庫。ウェールズ神話を題材とするファンタジー。子孫を残すのに、男女や兄弟姉妹の区別はあまり関係ないようだ。悪事を働いた兄弟が王の魔法で雄雌の豚や鹿にされ、子供ができてしまうとか、兄妹のあいだに王の後継…

はい、チーズ

カート・ヴォネガット、河出書房新社。同時に図書館で借りたイジー・クラトフヴィル『約束』は挫折。語り手をころころと替える意図はあるのだろうが、ついていけず。すみません。 さて、ヴォネガットは相変わらずすばらしい。ごくふつうの夫婦がギャングの支…

ダウントン・アビー シーズン3

話がよくできているし、使用人の生活や、階級のちがう者同士のかかわり合い、人の名前の呼び方(たとえば、使用人ならブランソン、家族になったらトム)など、勉強になることだらけ。我慢できずに、いまNHKで放送中のシーズン6を見てしまったので、家族にこ…

その犬の歩むところ

ボストン・テラン、文春文庫。 「あの子を連れていってあげたいのね」 「そうだ」 「どうしてそんなことがしたいの?」 ディーンは飲みものを注いだグラスを両手に持って、その中を見つめながら話していた。その手が今、広げられた。そうすることでまるで何…

ダウントン・アビー シーズン2

第1次世界大戦が始まる(公爵も軍服姿ですな)。戦争で変わる家族それぞれの人生。メアリーの帽子がどれもかわいい(とくに非対称のもの)。自由党の躍進。最後のエピソードのまとめ方もうまい。