はい、チーズ

カート・ヴォネガット河出書房新社。同時に図書館で借りたイジー・クラトフヴィル『約束』は挫折。語り手をころころと替える意図はあるのだろうが、ついていけず。すみません。
さて、ヴォネガットは相変わらずすばらしい。ごくふつうの夫婦がギャングの支配する田舎町で殺人犯の濡れ衣を着せられ、逮捕される「エドルーピーの会員制クラブ」や、「耳の中の親友」、「ハロー、レッド」、「ヒポクリッツ・ジャンクション」あたりがとくに印象的。