ショルティ/マーラー

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いや本当にシカゴ響の管はすばらしいなあ。とくに感心したのは第5番。私にとっては決定盤。久しぶりにCDを聴いて興奮した。7番もいい。思えばどちらも管が大活躍する曲でした。8番はポップがすばらしい。

対照的に、9番はじっくり型の演奏。第1楽章の最大のトゥッティのあとや、第2楽章は堂々としている。第3楽章も決して急がない。第4楽章は向こう岸が見えないほどの大河。バーンスタインの緩急の強い情熱的な演奏が刷りこまれていたが、これはこれでいい。