2014-01-15 緑衣の女 本 アーナルデュル・インドリダソン、東京創元社。 「殺人はどんなに時間が経っても殺人だ」エーレンデュルが言った。「どんなに昔のことでも、殺人ならわれわれはなにが起きたのか、被害者はだれなのか、殺された理由はなんなのか、加害者はだれなのか、調べなければならない。(以下略)」 メインの犯罪(白骨死体の主は誰か)より、エーレンデュルと娘エヴァ=リンドとのやりとりが主題だと思うし、胸を打つ。でも『湿地』のほうが好みかな。