犯罪

フェルディナント・フォン・シーラッハ、東京創元社。世評は抜群だが、あまりピンと来なかった。いくらかピンと来たのは、緑、棘、エチオピアの男。それでも、小説を読んだあ、という喜びがあまりない。そもそもこの本にそういうものを期待するのは、的はずれなのかな。