トゥルー・クライム・ストーリー

ジョセフ・ノックス、新潮社。リーダビリティはとても高く、犯人も意外で、メタフィクション的な作りもおもしろいのだが、いまいち乗れなかった。つくづく自分は麻薬常用者が好きではないのだと再認識した次第。というより、もしかすると『ポピーのためにできること』とちがって、明るいキャラが出てこないせいかもしれない。もったいない。