鷹の王

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C・J・ボックス、集英社文庫。正直申せば、前作にはがっかりした。とはいえ、長いシリーズにはそういうこともある。本作はネイトが主役級で、あいかわらずジョーの行動がはらはらさせる。前振りがすごいだけに、ネマチェクとの闘いはあっけらかんとしすぎているような気もしなくはないが、まあ、継続して読みたいレベルには復活して何より。現時点のシリーズの頂点は『狼の領域』ですね。