ファイアーウォール

ヘニング・マンケル、東京創元社。大好きなシリーズだが、今回の事件はいまひとつか。コンピュータやハッカーがフィーチャーされている話は概して好きになれない。物語にとって大切な何かがブラックボックス化されてしまうように思えるから。しかも、ネットとフロッピーディスクテレックスがすべて出てくる時代なんて実在したのだろうか。90年代末の作品ですが。
翻訳もこのところの北欧ブームで少々疲れ気味かもしれない。気のせいだったらすみません。