その土曜日、7時58分

思いきった邦題をつけましたね。フィリップ・シーモア・ホフマン祭りの続き。シドニー・ルメットの遺作。トンプスン的、パルプノワール的に最初から最後までまったく救いのない話。それでも役者の演技とルメットの言う「メロドラマ」(プロットが先にあり、役者はそれに沿って動く由)の力で引きつけられる。