シャッター・アイランド

映画『ミスティック・リバー』のときには、原作そのままの映像やキャストに驚いた(もちろん内容も立派)が、『シャッター・アイランド』のほうは原作を踏まえながらも、やはりスコセッシふうだった。灰や紙や雪が降る場面、ドロレスが登場する場面など。

ディカプリオ熱演。個人的ベストは、C棟でノイスの房にドロレスが現れたときのテディの表情。童顔が活きているし、とてもルヘイン的だった。

ルヘインのひとつのキーワードは「ベイビー」。「ベイビー」が出てくる台詞、シーンはぐっとくる。まさにGone, Baby, Gone.