広州、中国

中国でのビジネスは、現地のキーパーソンを知っているかいないかで天と地ほどの差が出る。北京、上海、広州と出張したなかで広州がいちばん楽しかったのは、同行してくれた中国人スタッフがキーパーソンと昔なじみだったせいもある。

とはいえ、食在広州。食べ物もいちばんおいしかった。海山の幸に加え、季節のもの(秋ならキノコなど)がうまく使われ、どれもこれも美味。

何度か行ったうち、お偉方がいなかった回で、現地の若い人たちがカラオケに誘ってくれた。つまみでヘビのせんべい(一見、日本のイワシせんべい)など出てきたが、ノリは日本のサラリーマンとまったく同じ。現地でも流行っていた「真夏の果実」を大合唱しておおいに盛り上がった。例によって、どんな仕事の話をしたかは忘却の彼方。