M:i:III


まったく見事に中身のない映画。ただたんにアクションが連続して、トム・クルーズを愛でるというそれだけ。上海が出てくる必然性もまったくなく(あえて言えば今回のアクションに好適なビルの並び方?)、中国マネーが呼び寄せたのかと思ってしまう。ホフマンと結びついた真犯人も、その囮に使われる人物も、造型などそっちのけでたんにサプライズ要素。それもたいしたサプライズではない。ある意味でアクション映画の究極の進化形。