後宮からの逃走

モーツァルト30代の傑作群の影に隠れがちだが、ショルティウィーン・フィルのこれはまちがいなく名盤で、グルベローヴァのコンスタンツェが絶品。

第2幕最初のブロンデのアリアは、モーツァルトのなかでも大好きなアリアのひとつ。そのあとのコンスタンツェの2曲の流れも最高に美しく、仕事の友として欠かせない。