2021-05-09 第八の探偵 本 アレックス・パヴェージ、早川書房。そもそも犯人、被害者、容疑者、探偵の組み合わせで無限に物語は作れるが、そのなかから説得力のあるものを構成するのが作家の腕の見せどころということか。その点、クリスティーは見事であったと。ともあれ、こういう作中作の使い方には初めてお目にかかったかもしれない。